新しい年に「本当に大切にしたいこと」が分からなくなるとき
昨年は大変お世話になりました。。本年もよろしくお願いいたします。
新しい年の始まりは、気持ちを新たにしたい反面、「今年はどう過ごそう」「ちゃんと前に進めるかな」と、少し不安になることもあります。
日々の暮らしや仕事に追われていると、自分の気持ちよりも、周りの流れや情報に意識が向いてしまいがちです。
「今はこれが正解らしい」「みんなやっているから」
そんな理由で選んでいることはありませんか。
私自身も、少し前まではそうでした。
本当は何を大切にしたいのかを考える前に、流れに乗ることを優先していたように思います。
流行を追い続けていた私が感じていた違和感
パンやケーキの世界は、流行の移り変わりがとても早いです。
次々と新しいお菓子や材料、話題のレシピが生まれます。
以前の私は、そうした情報を見るたびに「取り入れなければ」「遅れないようにしなければ」と感じていました。
新しいものを学ぶこと自体は楽しい反面、どこか落ち着かない気持ちもありました。
あるとき、ふと立ち止まって思ったのです。
「私は何のために教室を続けているんだろう」
その違和感が、考え方を見直すきっかけになりました。
「食べたもので体はつくられる」と改めて思った理由
立ち止まって考えたとき、自然と思い浮かんだのが
「食べたもので体はつくられる」という、とてもシンプルな考えでした。
これまで教室を続けてきて、生徒さんに一番喜ばれてきたのは、流行のお菓子よりも、何年も繰り返し作られてきた定番のメニューでした。
「また作りたい」「家族が喜んでくれた」
そんな声を聞くたびに、安心できる味の大切さを感じてきました。
健康で、無理がなく、日常に取り入れやすいこと。
それこそが、私が本当に届けたいものだと、改めて気づいたのです。
流行よりも、長く愛されてきた定番を選ぶようになった変化
今年は、「新しいことを追いかける」よりも、
「これまで大切にしてきたものを、もう一度見つめ直す」一年にしたいと思っています。
流行のお菓子に振り回されるのではなく、
長年みなさんに愛されてきたメニューを、丁寧に伝えていく。
そんな姿勢で教室と向き合いたいと考えるようになりました。
変わらないものを大切にすることも、前に進む一つの形なのだと思います。
迷ったときは「減らす」「立ち返る」を選んでみる
もし今、情報が多すぎて迷っているなら、
「ずっと好きだったもの」や「続いてきたもの」を思い出してみてください。
新しいことを足す前に、少し減らしてみる。
立ち返ることで、見えてくるものもあります。
無理に変わらなくてもいい。
そう思えるだけで、気持ちが楽になることもあります。
今年を、安心して過ごすための小さな提案
新しい年は、何かを始めるだけでなく、
「自分にとって心地よい状態」を整える時間でもあると思います。
あなたが大切にしたいことは何でしょうか。
答えを急がなくても大丈夫です。
ゆっくりと、自分のペースで。
安心できる一年を重ねていけますように。



